OpticBook ガラス内に付着したほこりの除去について

OpticBookのガラス面に埃が付着する問題

ブックスキャナー OpticBookシリーズを使用していると、スキャン面のガラスの内側に、ほこり(埃、ごみ等)が付着する事があります。このスキャナー自体が、防塵防滴(IP)構造では無い為、どうしても内部に埃やゴミが侵入してしまいます。

スキャナー OpticBook スキャンガラス面<br>赤丸の所にゴミの付着が見える。

スキャナー OpticBook スキャンガラス面
赤丸の所にゴミの付着が見える。

スキャンガラス面のゴミ(拡大写真)<br>スキャンガラス面内側に付着した、ほこり。

スキャンガラス面のゴミ(拡大写真)
スキャンガラス面内側に付着した、ほこり。

特に日本では、秋口から冬は気候が乾燥し、静電気が発生しやすくなります。この静電気が原因となり、より一層、塵やゴミがガラス面に付着しやすくなります。

静電気が原因の一つなので、春先や夏場(湿度が高くなる時期)は、この手の「ゴミや塵がガラス面に付着する」という話題は少なくなります。

埃は入る物として、クリーニングをしてしまおう!と言う発想

前述の通り、このOpticBookと言うスキャナーが防塵・防滴構造で無い以上、埃や塵が侵入する事は“仕方の無い事”だと認識し、ならば自分で(selfで)クリーニングをしてしまおう!と考えるのが、最短の解決方法では無いでしょうか?

また、ガラス内面のくもりや、汚れなども、この方法で清掃クリーニングすることができます。

[aside type=”warning”]**注意**
スキャナー本体を開けることでメーカー保証が切れる、と言う考え方をする場合があります。各々の責任の判断において、作業されることを選択してください。[/aside]

以下に、OpticBookのガラス面の清掃手順について記載します。
基本的にこの作業をすることによって、スキャナーが“致命的に回復できなくなるほど壊れる”、と言う事はまずありません
※あまりこういうことは書きたくないですけど、こういう作業は「自己の責任、判断」でお願いします。

クリーニング作業場、注意したいのは、

[aside type=”warning”]・取り外したネジは無くさないよう、しっかり管理する
・上蓋を外す際、作業台から落下させて破損させないように注意する
・エンジンモジュールを安易に触らない(カメラのレンズを素手で直接触らない、程度のレベル)[/aside]

くらいでしょうか。


OpticBook シリーズのガラス面清掃手順(クリーニング)

ここでは、OpticBook4800をサンプルとして使用します。
他の機種(OpticBook3900、OpticBook3800、OpticBookA300など)でも、クリーニングの手順としては、考え方、やり方は一緒です。

《準備する物》
・スキャナー本体
・プラスドライバー(軸の長さが10cm以上。先端がマグネットタイプになっている物が推奨。磁石の力で、ネジの取り外し、取り付けが容易になります。)

プラスドライバー<br>先端のプラス部分はサイズが存在します。「No.2」と言うタイプを用意してください。また、ドライバーの軸の長さは10センチ程度必要です。ネジ穴がたいへん深いです。

プラスドライバー
先端のプラス部分はサイズが存在します。「No.2」と言うタイプを用意してください。また、ドライバーの軸の長さは10センチ程度必要です。ネジ穴がたいへん深いです。

・ガラスをクリーニングする為の道具(ガラスクリーナー、メガネふきなど)
・エアダスター (クリーニング終了後、蓋を閉める際にエアダスターで本体内部の塵や埃を吹き飛ばします)

1)スキャナーに接続されている、電源アダプターやUSBケーブルは、スキャナーからはずす

電源アダプターが通電したままで作業をすると、感電する恐れがあります。
スキャナーとつながったケーブルが作業中に引っかかり、部材の落下、破損等、トラブルが発生してしまいます。

2)スキャナー本体のネジをはずす

スキャナー OpticBookのネジを外す<br>Opticbook4800の場合、ねじは「9つ」使用されています。

スキャナー OpticBookのネジを外す
Opticbook4800の場合、ねじは「9つ」使用されています。

スキャナー本体をひっくり返し、プラスドライバーで“9カ所”、ネジを外します。
外したネジは紛失等しないよう、管理します。

3)スキャナー本体右側を軸にするように回転させ、上蓋を開封します

スキャナーの上蓋を外す<br>正面から見て、右側を軸にして、回転させるように開ける。

スキャナーの上蓋を外す
正面から見て、右側を軸にして、回転させるように開ける。

スキャナー本体右側に、内部でフラットケーブル接続されています。
ケーブルが抜けないよう、上蓋を右回しの要領で開けます。
※フラットケーブルは抜けても大丈夫です。抜き差しできるような構造です。

4)スキャナー上蓋のガラス面をクリーニングします

スキャナー上蓋を開けて清掃<br>上蓋と下の土台をつなぐフラットケーブルが抜けないように回転させて開封しました。万が一、フラットケーブルが抜けても、手で挿すだけのつくりです。

スキャナー上蓋を開けて清掃
上蓋と下の土台をつなぐフラットケーブルが抜けないように回転させて開封しました。万が一、フラットケーブルが抜けても、手で挿すだけのつくりです。

窓ガラスと同じ要領でクリーニングします。
から拭きで二度拭きすると、仕上がりが良くなります。

5)スキャナー本体上蓋を閉め、ネジ止めする

「3」でスキャナー本体上蓋を開けた時と逆の要領で、蓋を閉めます。
蓋を閉めきる前に、エアダスターで埃や塵を吹き飛ばすと、仕上がりが良くなります。
ネジを止めて、クリーニング作業は終了です。
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埃は入ってしまう物なのか、埃があるから入ってしまうのか

私個人、ブックスキャナーを長年愛用しておりますが、正直なところ、スキャナー本体内部に埃や塵が侵入したことは経験上ありません。よって、スキャンガラス面に埃や塵が付着した、と言う経験もありません。

ちょっと厳しい言い方をすると、「埃の無いところに、埃は付かない」とも言えるのかと。

ブックスキャナーが置かれている場所、事務所に埃があれば、その埃がスキャナー本体内部に侵入する可能性が高まります。

作業場自体の清掃・掃除をすることで、スキャナーをきれいに使い続けられるし、きれいに使い続ける為の条件になるのかもしれません。(可能性論として)

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