スキャナー関連の情報を発信していきます

ご挨拶

はじめまして。

当サイトを運営する、管理者 ScanMaster(←名前のつもりです)です。

スキャナーに関する情報(主に、台湾系メーカーのスキャナー)を発信していきたいと思います。

縮小するスキャナー市場

国内ブランドのスキャナーメーカーは多数存在しますが、最近ではコンビニのコピー機がスキャナー機能を持ち合わせていたり、スマートフォンのカメラ機能が向上したりして、単体としてのスキャナーが買いづらくなっています。

また、電話やFAX、プリンターとスキャナーが一体型となった『複合機』の存在が、単体のスキャナー市場をむしばみます。

複合機の場合、プリンターのトナーでお金を回収できるので、ハードウェアを販売する時に多少利益が無くても販売価格を下げやすい傾向にあります。

商品ラインナップが少なくなれば、市場は縮小し、欲しい情報も探しにくくなります。

特定の人が欲しくなるスキャナーが市場に生まれる

一般的な商品は、スマホのカメラ機能/アプリのように、置き換えられる傾向が強くなります。

しかし、空港で荷物を検査するようなX線であったり、カメラファンのが愛用するフィルム式カメラの35mmフィルムなどを読ませるようなスキャナーや、本、雑誌などを読ませるようなスキャナーなど、特定の人向けの製品、商品は量産化が難しく、昔は大手のフィルムメーカーが製造、販売していたフィルムスキャナーなどは台湾企業の製品に置き換えられています。

  • 空港など荷物のラベルを読ませるスキャナー
  • 書籍、雑誌などを読ませるブックスキャナー
  • 35mmやブローニーを読ませるフィルムスキャナー
    など。

幸いな事に、カメラエンジンはここ数年、十数年で機能が向上し、ハードウェアレベルでは昔作られたスキャナーよりも大幅に性能が良くなっているのが実情です。

一部の方は“想い出補正”で「昔の日本製の方が良かった」という方もおられますが、現行品は性能が向上し、必ずしも昔販売されていた製品より劣るとは限りません。また、価格も昔と比べ、安価になっているはずです。

中国製、台湾製と言う偏見と人件費

最近販売される商品の多くが、日本製では無く日本国外製の商品です。

日本人が作る商品の方が品質が高くて、丈夫で長持ちする、という意識が強いので、海外製、特に中国製(台湾製)と聞くと、嫌悪感を表す人がいます。しかし、今、スキャナーに関わらず、多くの商品が中国、台湾製です。

なぜ、中国や台湾で作られるかというと、人件費の問題です。
日本の工場で商品を作る場合、そのコストに”人件費”が含まれてきます。日本人の人件費は高かったので、人件費の安い中国に工場が移っていきました。

最近では中国も人件費が高くなってきており、工場はさらにアジアの(日本から見て)奥の地域、例えばベトナム、フィリピンなどに移って行く傾向にあります。

そのような背景の中、あえて小さいマーケットであるスキャナーの情報を提供して行けたら幸いです。

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