バーコードを読ませる(スキャンする)ためのバーコードリーダー。
バーコードは主に、ふたつのグループから成り立ちます。
- 一次元バーコード ・・・ JANコード、CODE39、NW7、CODE128、ISBNなど
- 二次元コード ・・・ QRコード、PDF417、DataMatrixなど
ポスターやTV番組などで、「スマホを使ってアクセスしてね!」と言うときに使われる二次元コードが「QRコード」です。スマートフォン利用者ですと、よく見かけるコードの一つではないでしょうか? QRコードは意外にも、日本の企業「デンソーDENSO」が開発した規格になります。(のちに「デンソーウェーブ社」に分社します)
飛行機に乗られる方は、その搭乗券(チケット)の片隅にバーコードがあることに気がつくと思います。あのコードが「PDF417」になります。
このように、読ませる(スキャンさせる)バーコードがある程度分かっていると、バーコードスキャナーの選び方 が分かるので問題ありません。
もし、バーコードリーダーをどのように選定したら良いか不明な場合、 低価格、激安価格でバーコードリーダーを販売するショップ にて、「バーコードリーダーの選び方」サイトを用意してiいるので、ぜひ活用したいものです。
特設サイト:バーコードリーダーの選び方

二次元コード の説明
QRコード / Micro QR

QRコードは、デンソーが1994年(平成06年)に発明した二次元コードです。この二次元コードを発明した部署は後に、デンソーウェーブ社に分離しています。田んぼの「田」の字に見えるこのコードは建て横方向に情報を持ちます。「誤り訂正」という補正規格を持ち、QRコードの面積が最大で50%欠けていても正確に読み取ることができます。「MicroQR(マイクロQR)」は、QRコードの小型版。
【主な用途】自動車部品生産、携帯電話、航空券、入場券、乗車券など
PDF417 / Micro PDF417
PDF417は主にアメリカ合衆国で身分証明書などの用途で使用されている、スタック式二次元コード規格です。PDFとは「Portable Data File」の略。417は、コード内の各パターンが17ユニットの長さであることを表しています。
【主な用途】アメリカ合衆国の郵便料金票、航空業界の搭乗券など
Data Matrix (データマトリックス)
DataMatrixは、マトリックス、またはデータコードと呼ばれる四角いパターンで配置された二次元コード。見た目、L字のラインが引かれ、その枠内にドットがちりばめられます。
【主な用途】機械部品のラベル(DPM/ダイレクトパーツマーキング)、食品包装など
Aztec(アズテック)
Aztecは中心に四角のフレームをデザインした二次元マトリックスコード。コードの面積を小型化できるため、膨大な情報を保持できます。
【主な用途】航空券、自動車登録書類、薬品など
〔参考リンク〕